7月23日(木)、第11回目となる「土曜講座」が開かれました。
(今回は期末試験の関係で「土曜」ではなく「木曜」開催となりました!)
「土曜講座」は、さまざまな分野で活躍される方をお招きし生徒たちと対話してもらうことで、生徒が自らの生き方や進路について考える機会とする本校の取り組みです。
今回のゲストは、桜井町の喫茶店「愛景 菓子と珈琲と」オーナーの窪田秀平さんです。
アパレルからコーヒーの世界へ
千葉県に生まれた窪田さんは、高校卒業後、服飾の専門学校へ進学し、アパレルショップに勤務されていました。順調にキャリアアップを重ねていく反面、満たされない思いも持たれていたようです。転機となったのは、専門学校時代にアルバイトをしていたスターバックスコーヒーでの経験でした。もともと「コーヒーは飲めなかった」という窪田さんですが、お客さん一人一人の好みに合わせて商品をカスタマイズして提供する先輩バリスタたちの姿に憧れをいただいていたとのことです。やがてアパレルを離れ、スターバックスの社員として働く道を選ばれました。
さらに、旅行で目にした瀬戸内海の景色に心を奪われ、四国への移住を決意。高知へと移り住み、現在に至ります。
「香川に旅行に行った時にみた瀬戸内海の景色に圧倒されたんですよね。あぁ、自分はそのうちここに住むんだろうなと直感的に思いました。」と語る窪田さん。
その感性や行動力に生徒たちが驚いた後
「香川といえば四国で、あー四国って高知もあったよなぁって。だから僕高知県にも瀬戸内海があると思ってたんですよ。で、高知に来ちゃった。(一同笑)」
と高知県が移住候補に挙がった驚きの理由が明らかにされました。
目の前で仕上がるアイスクリーム
講座の前半では、窪田さんによるアイスクリーム作りの実演と試食会が行われました。実は当日、本校の生徒たちは期末テストを終えたばかりでした。目の前で仕上がっていくアイスクリームは嬉しいサプライズ。忙しい学校生活のなかの、ひとときの癒しとなったようです。
「愛景」で提供されるアイスクリーム、焼き菓子、パフェ、ケーキなど、体に優しい素材や旬の食材を使い、手間を惜しまずつくられるスイーツは、丁寧にハンドドリップされたコーヒーとともに、多くの人を魅了し続けています。しかし窪田さん、お菓子作りは、なんと独学だそう。
「心から出たものは心にそそがれる」
窪田さんは大切にされている信条をいくつかご紹介いただきました。
心から出たものは心にそそがれる
常にオープンマインドで
はじめての出会いを大切に
肩肘をはらず、常にオープンマインドで人と接することが心の健康を保つことにつながる、と窪田さんは語りかけてくださいました。
お客さんに対して心から出たありがとうはかならず届くはずだという思いのもと、お菓子作りにもコーヒードリップにも真摯に向き合う姿勢が、多くのファンを惹きつけているのかもしれません。
生徒たちの感想
講座を終えた生徒たちからは、次のような声が寄せられました。
「この先の人生が楽しみになった」
「人とのかかわりを見直し、よりよく、現状満足ばかりせず、心を健康に」
進路も、住む場所も、決められた一本道ではない。窪田さんの歩んでこられた道のりは、これから自分の生き方を選んでいく生徒たちにとって、大きな励ましとなったのではないでしょうか。
後日、お礼を兼ねて愛景さんにお邪魔したところ「土曜講座の後、生徒さんが何人か来てくれましたよ」と嬉しそうな窪田さん。
今は旬の桃を使ったスイーツを提供されていました。
土曜講座では、こうした「素敵な人」との出会いを通して、自分の生き方や進路選択に新しい可能性を見つけてほしいと思います。
第12回にも、多くの生徒たちの参加を待っています。
@愛景 菓子と珈琲と